【ABSC通信】

Booksがよりアクセシブルになりました(https://books.or.jp

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  2025年4月1日より、本の総合カタログ「Books」のアクセシビリティ対応では、簡便にアクセシブル・ブックスが探せる専用のコーナー「アクセシブルブックを探す」を設置しました。
  サピエ図書館や国立国会図書館の障害者向けサービスとして提供されている「視覚障害者等資料」のほか、「大活字本」「読み上げ可能電子書籍」(=TTS対応電子書籍)、「オーディオブック」といったアクセシブル機能で絞り込めるようにもしました。

※EPUBリフローの電子書籍の「TTS対応」については、本誌の見出し「EPUBリフロー電子書籍のTTS対応」をご参照ください。

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ABSC管理委員会に「専門書WG」が新設されました

  読書困難者のニーズが高いにもかかわらず、TTSなど現行の技術では対応の難しい専門書のアクセシビリティを研究する場として、ABSC管理委員会の下に専門書WG(仮称)を新設することになりました。
  大学等信頼できる機関とすでに契約を交わし、テキストやPDFなどのデータを提供している出版者とノウハウを共有しながら、課題を抽出し、解決に向けて検討していきます。

日本電子出版協会(JEPA)・ABSC共催 セミナー動画のご案内
  2024年1127日にJEPAとABSCとで共催した「視覚に障害のある人は、どのように本を読んでいるのか 出版者のためのアクセシブル・ブックス超入門セミナー」の動画を公開しています。
  当日は、障害をお持ちの講師やパネラーにもご登壇いただき、出版者や電子書籍製作事業者、電子書籍販売事業者に知っていただきたい基礎的なニーズを共有しました。「わかりやすかった」と好評だったセミナーです。
  ぜひアクセスしてみてください。

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https://www.youtube.com/live/0V_Tyewh1_k

「特定書籍等の製作に係るデータ提供のあり方について」実証事業について
  ABSCでは2025年5月より、読書バリアフリー法に基づく「視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する基本的な計画(第二期)」に従って、特定書籍等の製作に係るデータ提供のあり方についての実証事業を行います。
  今後はABSCより出版者への連絡の機会も増えていきます。
ABSCの連絡窓口のをご登録くださるよう、あらためてお願い申し上げます。

実証事業の詳細やご登録は、
ABSCサイト(https://absc.jp)をご確認ください。

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